ランド剥がれのスーパーファミコンを修理する CPU-01

ランド剥がれのスーパーファミコン CPU-01

ランド剥がれのスーパーファミコン

それなりに経験値を積んだので
このスーパーファミコンを修理してみた

基板は初期型 CPU-01です

修理成功

修理成功

C83の剥がれたランドはGND島に繋がっていたので
GND共有してるパーツ全部に直繋ぎ
この状態で正解だったが画面表示が出来ない(音は出る)

C83,C92,C94のチップ積セラは10uFに交換済み
参考
スーパーファミコンをシャキッとさせる その2

GND配線

GND配線

レギュレータのGNDは繋げづらかったのでこっちに

コンデンサも死んでた

コンデンサも死んでた

カッスカスでした(;^ω^)

C57 100uf 6v → 日本ケミコン LXZ 100uF 63V
C58 100uf 6v → 日本ケミコン LXZ 100uF 63V
C59 100uf 6v → 日本ケミコン LXZ 100uF 63V
C60 100uf 6v → 日本ケミコン LXZ 100uF 63V
C61 10uf 16v → ルビコン PK 10uF 50V
C62 2.2uf 50v → ルビコン PK 2.2uF 50V
C63 33uf 25v → Panasonic VFK 68uF 100V
C64 33uf 25v → Panasonic VFK 68uF 100V
C65 10uf 16v → Panasonic FM 33uF 35V
C66 10uf 16v → Panasonic FM 33uF 35V
C67 1000uf 25v → 日本ケミコン LXZ 1000uF 35V

音声 コンデンサ

コンデンサ 下側

C50 47uf 10v → 日本ケミコン KZM 100uF 16V
C51 47uf 10v → 日本ケミコン KZM 100uF 16V

ニッセイ フィルムコンデンサ0.1uFを追加してみた

S出力の明るさ調整

S出力の明るさ調整

ここの
これと
この画像を
参考にした

R42が輝度信号(Y) 元の抵抗値が39Ω → 300+130= 430Ω
R46が色信号(C) 元の抵抗値が270Ω → 300+130+130= 560Ω
色々とっかえひっかえした結果 この組み合わせに
うーんあんまり変わってないような(;^ω^)
1KΩくらいの可変抵抗を付けるのが楽っぽいけどメンドイ

R8,R13,R18はRGBがAV出力に行くラインの抵抗でSビデオは意味なかった(300Ωに変更)
R10,R15,R20がY/C変換に行くRGB信号だったのでこっちを変えるんだった

総評

修理成功して良かった
コントローラー基板のフラットケーブルが限界っぽいので
もうこのままで

メインで使うの1CHIPだし(;^ω^)


CPU-01 S出力改

CPU-01 S出力改
CPU-01 S出力改

CPU-01 コンデンサ交換のみ

CPU-01 S出力改

CPU-01 S出力改
CPU-01 S出力改

CPU-01 コンデンサ交換のみ

CPU-01 S出力改

CPU-01 S出力改
CPU-01 S出力改

CPU-01 コンデンサ交換のみ

少し暗くなったかな?って感じですね
白飛び傾向だった肌色が濃くなってるし


追記:2021/05/12

色々検討した結果
元の画質に戻す努力をする

S出力の明るさ

S出力の明るさ

R8 R13 R18 300Ω → 130Ω

R42(Y) 430Ω → 33Ω
R46(C) 560Ω → 130*2 + 15 = 275Ω

パスコン

パスコン

C83 C92 C94を10uFから0.1uFに差し戻し

CPU-01 S出力改 2021/05/12

CPU-01 S出力改

CPU-01 オリジナル画質

CPU-01 S出力改

CPU-01 S出力改

CPU-01 S出力改

色味は戻ったけど
輝度が戻らんなぁ