PHONIC MU-1002 コンデンサ交換

PHONIC MU-1002

10年以上前に買った音声ミキサー
分解メンドイそうなので(ツマミとかコネクタのナットとか
手を出すのを躊躇してた(音は鳴ってたし

作業方針

主に使っていた
9-10インプット
Main L-Rのフェーダー
周辺のコンデンサを交換
あと電源回り

全交換は無理

カタツムリよ
ソケットの下にもあるし
この状態で手を出せる範囲で

回路図は
phonic mu-1002 schematics
で検索したが見つからず(マニュアルは出る
似たやつでMM1002 回路図PDFがあったが微妙に違うので使えず

電源回路

1:100V 100uF
2:25V 1000uF
3:25V 1000uF
4:100V 100uF

赤の100Vに気付かずコンデンサをプシュプシュ言わせました(;^ω^)
全部1000uFかと思い込んでいた

電源　裏

汚れは液漏れでなく接着剤のもよう

電源　実装1

4にZLJ 25V 1000uFを付けていましたga電源を投入したらﾌﾟｼｭｰ
(この時はショートしたのかと思っていた)
なので元のコンデンサに戻しています

1も大丈夫そうに見えますが通電放置したあとに見たら
膨らんでいました

2と3のコンデンサが別々なのはZLJの在庫が無かったから(;^ω^)
LXZが1個残っていたので使用
このあとヤフオクでZLJ調達

電源　実装2

1と4に新品のZLJを付ける→
1は変化なかったが 4はﾌﾟｼｭｰ→
耐圧100V 100uFに気付く→
どうもこのコンデンサはファンタム電源(48V)絡み臭い→
手持ちにLXZ 63V 100uFがあったので1と4に付ける→
4ﾌﾟｼｭｰ→
XLRが2個あるので48V*2=96Vくらい流れてる?→
マイクは使う予定も無いし出力にも影響ないだろう→
4は元のコンデンサに

決定稿
1:LXZ 63V 100uF
2:LXZ 35V 1000uF
3:ZLJ 25V 1000uF
4:Capxon 100V 100uF

通電放置で数時間経過してもﾌﾟｼｭ音が聞こえないので
1はLXZ 63Vで大丈夫っぽい

Capxonコンデンサ

上の1000uFが俺を惑わした(;^ω^)
下の47uFは信号ラインに使われている
ともに85℃品

9-10インプット　実装

パナソニック NHG 50V 47uF * 6

Main L-Rフェーダー　実装

フェーダー部
パナソニック NHG 50V 47uF * 6

左のコントロール部分も影響しそうなので交換
パナソニック NHG 50V 47uF * 9

NHGの在庫切れと面倒くさいで
(VRの下にオペアンプが貼りつきその周りにチップ部品がありその隙間に電解が刺さってるので)
5個ほど残して作業完了(;^ω^)